論座3月号

まず『論座』2008年3月号の、高橋源一郎氏のインタビュー。

非常に豊かな時代にはあまりいい作品は出てきません。ちょっと貧乏くさくて、煮詰まった感のある人たちの持っているポテンシャルと可能性は、取りあえず非常に大きいと思っています。(215頁)

いや、うちらいい作品を作れるポテンシャルも可能性も要らんですから。いい作品とかこの世になくなってもいいから、苦労のない安定した生活送りたいってのが多数派だと思いますけど。
なんというか、高橋氏は文学を志向する人を基準に論理を組み立ててる感じがあって、どうもそこに居心地わるさを感じるというか。