儚いけれど幸せ、でもいつか転げ落ちそうな危うさ。「母子」になったふたりは残された日々を静かに過ごす。そして車椅子生活を続けてきた観鈴がついに自分の力で立ち上がろうとする。でもその歩みは、別れへと踏み出す一歩だった。「病気も治り、母子そろっ…
ひと駅目、塔ノ沢まででかなりの高度を稼ぐ。ここでいったん下車。いきなり車掌が駆け寄ってきたのでビックリした。「切符を回収します」あ、無人駅なのね。駅から山道を下っていくと、5分くらいで国道に出るので右へ。しばらく歩くと左手に「上湯温泉浴場」…
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