貧困層救済の特効薬はたぶん「自助努力」

まー雇用の流動化とか、逆に社会保障の充実とか、色々言ってますけど、なんだかんだでいま日本にいる貧民を救う方法で一番堅実かつ結果が出ているのは「自己責任論」なんじゃないかと。自己責任と言うとちとニュアンスが違うか。「自助努力」のほうが近いか?
だって、これは現に結果出てるからね。今世間でいろんな論者が言ってることはすべからくシミュレーションにすぎないのだから、「実際に誰かが助かった」という実績には勝てない。
もちろん長期的な政策提案を否定はしないけど、そればかりが溢れても「だから今の俺を何とかしてくれよ!」という叫びにはまったく対応できてないし、そういう個の力でなんともできない大きな力によって自分が苦しめられているという認識を見せ付けられたら精神的に著しく叩きのめされる人も多いんじゃないかと。だって敵は自分にはどうにもできないモノだとすれば、「俺、永久にこのままで死んでいくんだ…」的な思いにもなる。
それだったら、自分で努力すれば何とかなるんじゃ?という思いはやがて希望になるし、逆に「今つらいのも自分のせいだから」って思えば諦めもつく。