「笑えばいいと思うよ」を集めることには意義がある。

就職に関する論説を見ると、コミュニケーション能力が必要必要ってあちこちで言われてるし、それは正しいと思う。ただ、それを伸ばすために何をすればいいか分からない人もいるだろうし、そういう人が自学自習できるようなコンテンツがあるといいと思うわけ。例えばwikiみたいのでもいいし。思いついた人が書き込めるから。

たとえば、机に物を置くとき、一部がハミ出した状態で置かれるのは気が利かない証拠だと俺は会社で教わったので(そこに他の人がぶつかって物が散乱したり怪我したりする危険がある)、これを思いついたときに書き込めばいいと。や、ホントにこういう些細な当たり前のことでいいと思うの。それが集めれば力になると思うし。

こんなこと言うのも、こないだ書いた
http://d.hatena.ne.jp/yamazakura/20080803#1217768574
の記事の延長で考えているのだけど。

もちろん「コミュニケーションスキルなんて自分で身に着けなさい」という反論はありうると思うけど、自分で努力することは前提だとしても、でもそのための教材はあって良いわけで。

あと、たとえば初めて会った人なのに「あ、こいつイジメられそうなタイプだな」「こいつ使えなさそうな奴だな」とかいうのを直感することってあるじゃない。ではそういう人は他の人とどう違うのか、どこを直せばいいのか、とかが分かるようになると良い。できれば自分で気づけるほうがベター。日本においては(外国がどうかは知らんけど)その人に教えてあげるって過程を飛ばして、まず彼を排除したりdisったりすることから始まるから*1、そういう人がステップアップする機会が失われてしまうという。まあこれは更に難しいとは思うけど。

一方で、一部ロスジェネ論壇の人たちは「コミュ力とか人間力とかいう曖昧な基準で採用するな」というけど、でも曖昧だというなら自分達でその基準を言語化数値化して、曖昧ではないものにするというテもあるんではないか。


で、この話は「ブログが荒らされる人とそうで無い人がいる。その差はどこに?」という問題にも応用がきくと思うんだけど*2、こっちは対処法が色々ブログに載ってるからまあいいかと。http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20080806/1218001052とか。

なんかうまくまとまってないのだけど、タイトルと見比べれば意図は通じるかなとか思いつつ。あのシーンの詳しいシチュエーション忘れてしまったし(ぉ。とにかく、賛同の声がある程度集まればやる価値はあるのかなーとは。

*1:普通に言ってあげればいいのに、なんか余計な嘲り的ニュアンスが混じったり、あと言い方の問題とかあるしね。

*2:というか、実はこっちのほうがメインかもしれないwそういう人に心当たりがないわけじゃない。