6月27日号の週刊朝日で

秋葉原事件」特集。多くの識者のコメントが寄せられているが、城繁幸氏が「中小企業は人手不足」なので容疑者がそのことに目を向けなかったのは残念だと書いている。
同意できるのだが、では「人手不足」ということを知っていた人たちは、そのことを容疑者と同じ境遇の人に届ける努力をしただろうか? 人手を欲しがっている具体的な会社名とか、それが無理ならせめて人手が足りない業種とか、それらがよく載っている媒体、それらの上手い見方使い方を、彼らに伝わるような場所と方法で言うべきではなかったのか。じっさい、猫の手も借りたいほど人手不足の会社を見つけることが出来ず、いくら面接をしても落とされて、それがために自信を失って諦める人も少なくないのだから。


ちなみに赤木智弘氏もコメントしているが、これは他の人が誰か言及するだろうから省略。ただ彼ら反格差勢力もネガティブなコメントを連発して職を探そうとしてた者の目を閉じさせてしまっ責任や、「希望は戦争」があまりに非現実的で希望として機能してない面はこれから問われると思うが。