渡哲也が苅谷俊介に「見舞い」を渡したエピソードがウィキペディアにあった

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E5%93%B2%E4%B9%9F#.E3.82.A8.E3.83.94.E3.82.BD.E3.83.BC.E3.83.89

『大都会 PARTIII』撮影時、共演していた宮本刑事役の苅谷俊介の夫人が入院しており苅谷が金に困っているという話を聞き、撮影終了後に苅谷を呼び止め「お前怒るなよな。見舞いには花が相場なんだがあいにくないんでな。少ないけどこれ取っとけ」と言って金の入った封筒を渡した。

書き足し。このように、善意を受け取りやすくする工夫も必要かも。
石川啄木が金を工面するのに頭を使ったエピソードの逆をすると良いのでは」と前に書いたけど、その実例と言えるのでは。「年長者は若者に直接金を渡せ」とは言わないけど、その人にとって役に立つよう練られた言葉を渡すことは、恵まれた者の責務だとも思う。
ぼくは就職に成功した人の実例を沢山挙げていけば、「あ、これは俺に当てはまる!」と思った人がその気になって職探しに本腰を入れる、てなシナリオを想定してるんだけど、それで動く人ばかりとも限らないみたいだから、「メッセージをうまく伝えるにはこんな方法もあるよ?」的な知恵の集積が必要だなと思ったりする。