昨日のつづき

春待ちの姫君たち』話。115ページより。

甘えや媚びのないさっぱりした言動。これは同性に共感を持たれやすいタイプだ。

「男の好きな女」と「女の好きな女」が食い違うことは周知の事実で、でも「両性に好かれる男」「両性に好かれる女」ってのもいる。
どういうわけかぼくは、「男には好かれるけど女には好かれない女」を避けたい願望があって(現実においてもサブカルの領域においても)、けれど「男にも女にも好かれる女」ってどんなのだろう、ってのが今ひとつ掴めなかった。その長年の疑問が氷解した気分なのである。

同時にそれは、「可愛くて賢くて騒がしくない女の子」萌えが男女の垣根を越えた普遍性を持ちうる証でもある。そうなるとぜひともキャッチーな用語を作りたいところなんだが、なんかいいのないかなあ。

さて、寝るべ。マリみての新刊布団の中で読みつつ。