Paradise Kiss 第5話(11月10日CX)

で、自分のことは自分で決めたユカリ。しかしいきなり受験勉強を全面的にやめて家出、中間テストもボイコットとは思い切ったものである。

宮台真司が同じ矢沢あい作品の『NANA』について論じたhttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=302を下敷きに話を進めれば、ユカリは「ヘタレ」でパラキスの面々は「威丈夫」ってことなんだろう。ただ後者の連中はもともと「威丈夫になれる条件を満たした側にいた」わけだから、ユカリのように解脱するためには幾つもの障害を乗り越える必要が無いわけだ*1。ぼくがこのエントリーに則ってhttp://d.hatena.ne.jp/yamazakura/20050930#1128092906で宮台批判めいたことを書いたのは、ひとつには「恵まれた人間ならそりゃリスペクトされるような人間になるもの簡単でしょうよ」というルサンチマンも含まれていたw

*1:少なくとも表面的には見つからないだけであるが。今後の展開でどうなるかは分からない。