『けいおん!』に音楽サイドの人が言及してるブログを探してみた

http://d.hatena.ne.jp/inumash/20090516/p1のエントリが一見『けいおん!』に言及してるように見せかけて実は違ったという。文字どおり「出オチ」なんだけど、inumashさん視点の『けいおん!』評もちょっと読んでみたい気もしたりする。
では『けいおん!』をガチで取り上げている音楽関係の人は?というと、こちらの方が。
http://d.hatena.ne.jp/snakefinger/20090412/p2
唯のギターはなぜレスポール?とかなぜに澪は左利きのベース?とか、音楽通な方ならではの視点によるツッコミが勉強になる。そのツッコミ方に愛があるというか、好感を持っているがゆえに色々要望したくなる的なところを感じるのね。なぜなら、

この作品はおそらく、『デトロイト・メタル・シティ』なんかに続く、アニメ界の最新モードになっていくんでしょう。心底うらましい。『NaNa』、『BECK』、『のだめカンタービレ』、『デトロイト・メタル・シティ』など、近年、音楽をトリガーにして物語が進行するマンガが隆盛を極めているが、この手の作品のほとんどがその後、レコード会社のサポートを得て映画化され、音楽との幸福な結婚を成就しているから。

という記述があるため。あと、

いやホント、最近はもう年がら年中、マンガと音楽との幸福な結婚のことばかり考えているワタシですから(笑)。

という文末もグッとくるよね。実写版も面白そうだし。
なんというか、アニメ業界以外の人がアニメに言及することって、なんか新しい表現が生まれてくる感じがしてワクワクがあるよね。これからもどんどんそういう文章が読みたいし、そういうキッカケを作った『けいおん!』はやっぱり良アニメだと思う。