海燕さんへの応答

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20070725/p2の記事で引用されているブクマコメントは紛れもなくぼくのものなので、応答する責任がある。が、ゆうべ一筆仕上げてから寝かせておいたら、新たなエントリが。ゆうべの原稿は捨てようかとも思ったけど、やっぱりゆうべ時点で思ったことを上げておく。

結局のところ、前半部で結論は出ているような気がします。

だって、届かないんですから。

言葉は無駄なんです。具体的に問題を解決できる何か(地位でも金品でもいいけど)を与えるか、自分がその人のために骨を折り汗を流すかしか策は無いんです。
それが出来なければ、あえてそのことには触れないほうが賢明です。


海燕さん自身が『SWAN SONG』(ぼくは読んだこと無いけど)を引き合いに出して「言葉は、どうしようもなく無力だ」ということを認めてしまっている以上、それ以上の進展は無いだろうと思っていたのだ。

ただ、新しいエントリであるhttp://d.hatena.ne.jp/kaien/20070726/p2を読むと、策は他にもあるんだと思えてきた。

「同じ苦しみを持っている人がそれを吐露する」

なるほど、不幸なのはあなたひとりだけじゃない、ということを伝える言葉には力がある。それが分かると楽になれる気はする、かもしれない。