DoGA CGアニメコンテスト

座談会の内容について。かまた氏が受賞者に「同人の経験があるか」を聞いていた。
その回答の多くは「無い」もしくはそれに近いもので、商業誌なら一度漫画を描いたことがある人が一人いるが、他には「友人の同人誌に一枚描いた」程度の人が数人いるくらい。同人誌の世界にどっぷり漬かっていた人は皆無だった*1


となると、問題はかまた氏が指摘していた「同人とのつながり」の話との整合性である。
受賞者たちの回答を見ていると、一見その仮説は否定されたように見えるが、そうでもない。漫画や絵を描くこと自体はやっていた人が多いから、同人誌的な世界との親和性が無いわけではない。むしろ「同人誌に興味はあるけどその世界に入らなかった人」「同人をやっている人とたまたま縁がなかった人」が、自己表現のツールを身に着けたから世に出てきた、と考えたほうが自然に思える。


で、家に帰ってからも、受賞作のDVDばっか観てたりして。そんなわけで微妙にTVアニメの消化が滞り気味ではあるんだが(汗

*1:インディーズPVの椙本さんなどはキョトンとした顔で「無いです」と答えていた。もしかすると「同人」という言葉自体ピンと来ない、オタク的なものとは縁が無い人なのかも。違ったらスミマセン。