もっとも、採用者側の言い分としては…

「使えない奴を雇ってもしょうがないんだよっ!」
てなトコなんだろうけど。でもそれなら、
「だったら雇ってから育てりゃいいでしょ?」
って反論が出てくるわけでね。

そうすると、
「だからぁ、人を育ててるような時間の余裕が無いんだってば!」
という再反論もありうるわけだが、だったら社員教育を外注してしまえばいい。あるいは長期的なスパンで考えれば、即戦力を育成してくれる教育機関に投資するとか。IT系ではそれを積極的にやっている企業を見かける。

人を育てる努力をせずに「働き手が足りない」と嘆くのは、種をまかずに作物を収穫しようと試みるようなもので。また、人材育成を他人任せにするのはフリーライド(いわゆるタダ乗り)との批判も成り立つ。

なんてことを書いていると、自分が就職できないことに対する八つ当たりだと誤解する人がいそうでイヤなんだがw。いまは自分のことは棚上げして、日本の世の中について書いてますので、念のため。