名も無き大衆が求めるのは、虚像でも信念を持った指導者であり、英雄。
混乱の続く世界で、あたかも独裁者のような強き「正義」を求める人びと。そしてその「敵」とみなされたのはヴォダラクとコーラリアン。まるでいまぼくたちが生きているこの世界の閉塞感。それを鏡に映したようなレントンたちの生きる世界。
先週までと一転、重い展開になってる。もっともそんな世界のなかで、エウレカもレントンもホランドもチャールズも、自分自身との戦いにもがいている。チャールズの死によってレイ以上に心配なのは、レントンとホランドの心理状態だったりする。