謎が解けた

エルヴィス・プレスリーの「A little less conversation」。最近も缶コーヒーのCMで使われたりしてわりとお馴染みの曲かもですね。若い世代だとジャンキーXL(DJなのかな?)のリミックスで知った人が多いかもですね。

かく言うオイラも、若くはないけどエルヴィスをリアルタイムで知りませんから、この曲知ったのはこの人のバージョンでです。
ところがですね、エルヴィスの歴史を紐解くと(と言ってもwebで調べるだけですけど)この曲に関する情報がなかなか出てこない。あれ〜?と思ってたら先日のフィギュアスケートエキシビジョンでこの曲使ってたペアがいまして、曲名が、

「おしゃべりはやめて」

となってまして。ああ道理で原題で調べても適切なトコにヒットしないはずだと解った次第。
ウィキペ*1だと解説はこんな感じ。

1968年3月7日ロサンゼルスのウェスタン・レコーダーズで映画「バギー万才」の挿入歌として録音。同年9月にシングルリリースされ全米69位を記録。(中略)68カムバック・スペシャルの際にも録音されており、TVスペシャルの初期案ではこの曲の一部がショウのパートをつなぐテーマ曲として随所に流れることになっていたが最終的には全く使用されなず、1998年のアルバム「メモリーズ〜'68カムバック・スペシャル」で発表されるまでお蔵入りしていた。

要するにですね、特に太字のところに注目すると、「不遇な曲」だったってことが窺えるわけです。ああこれは邦題知ってても情報はさほど集まらないな、って。
思うにですね、ウチの親とかモロにエルヴィス世代だし実際レコード持ってたくらいなのですけど、多分この曲知らないんじゃないかな。60年代とかのミュージシャンをリアルタイムで追っていた世代が好きな曲と、現在の我々が好きな曲がズレるってのはよくあることだし。実際昭和の日本では受けそうにないテイストだしね。当時からのステロタイプであるところの「エルヴィス」からは遠い。