左ヒラメの右カレイって言うけれど
どっち側から見た場合を言うのかが分からず、いつも混乱するので、調べてみたら余計分からなくなった(汗。
や、人によって説明のしかたが違うのよ。結論はみんな同じなんだけど。オイラは目がどっちに寄ってるかで判断するものだと思ってたから、ここの説明にオイラなりの解釈を加えた形が一番分かりやすいと思ったん。
(机の上などで)魚の頭を手前において(=自分に向けて)真上から見たとき、左側に目が寄っているのがヒラメ、右側に寄っているのがカレイということ…
(味の素さんのページから、http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/calendar/fish/fish_35.html
カッコ内はyamazakuraの補足)
ところが、横から見たときに頭がどっちを向くかで判断する場合もあるのだとか。それでも結果は同じなのだけど。
「左ヒラメの右カレイ」と言いますが、簡単に言うと内臓のある方(エラのついている、切れ込みがあるほう)を、手前にして置いたとき、頭がどちらに来るかということです。カレイは右、ヒラメは左に向きます。
(「屋形船濱進」さんのページから、http://www.hamashin.co.jp/tayori/002.html)
こちらの現役の板前さんによる説明も同じ。水産関係者はそうやって区別する傾向なのかしら。
基本的には「左ひらめの右かれい」で見分けられます。背上腹下にした時の目の位置の事です。
カレイは目玉が右にきて、ヒラメは左。
(「てまえ、板前、男前」さんから、http://sakanaitamae.seesaa.net/article/40204410.html)
この方のブログに、ヒラメの捌き方を詳しく説明してるエントリがあって、ここの写真を見ると「背上腹下」の意味がよく分かる。
http://sakanaitamae.seesaa.net/article/58734358.html
ちなみにどのサイトも共通して「この区別方法にも例外がある」という旨の補足をしている。
彼らの分類は、厳密にいえば脳から目に達する視神経の経路で区別するのですが、外観で見るこの方法が一般的なようです。ところがややこしいことに、日本にすむヌマガレイは左側に目が寄っており、どこの世界でも異端児はいるようです。
(海の中道海洋生態科学館さんのページから、http://www.marine-world.co.jp/er/topics/1994_10.html)
マリンワールドを擁する会社さんのページ。視神経の経路とか言うあたり生物学っぽくてさすが水族館。魚を「彼ら」と呼ぶところもさすが水族館。
なお、マリンワールドを聖地と目される漫画があるので水族館に興味ある人は読むといいよ。画像がないのが悔やまれるけどorz
瞳のなかの王国 (1) (花とゆめCOMICS (1091))
- 作者: 岡野史佳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1992/03
- メディア: 新書
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (1件) を見る