栗山さんのもうひとつのエントリについても。

http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20080618/p1
本音を言えば団塊世代が享受してきた護送船団でウハウハみたいな時代を再現してほしいけれども、それは叶わないことはほぼ間違いないのだから、そこは諦める。ただそれだけでは、ことに団塊ジュニア近辺の世代を支配する「割を食った」という不満は解消できないのではないか。必要なことは現役世代が遍く負担をすることで、ツケが自分達の世代にばかり押し付けられている不公平感を二十代・三十代の人間が感じるようならそれはうまくない。
以前の赤木智弘氏などは、上の世代にケツをまくることをひたすら要求していたけど、そうではなくて、自分も重荷は背負うから、あなた方も協力してもらえませんか? 的なニュアンスに変わりつつあるんではなかろうか、と感じる。そういう話ならわれわれ就職氷河期世代も納得できうるし、さらに下の世代も、じゃあ我々にも少しはツケを回していただいてけっこうです、という話ももしかしたらあるかも。