独特な世界観の夢

という意味で「世界観」という言葉を使うのは本来間違ってるらしいのですが(キーワード解説参照)。


その世界では、人と動物がほぼ同じ地位にいる。
人が犬を飼うこともあるが、犬が人を飼うこともある。どちらにするかは、当事者である人と犬がなにか勝負をして決める。スポーツでも何でも良い。

豚だけはかつて差別の対象であった。労役を課せられ、狭い居室に押し込められる(そこは汲み取りトイレと繋がっている!)。しかしそれはひどいという世論が高まり、彼らの衣食住は改善された。労役はまだ残るが、内容は軽く、手当ては厚くなっているので、食い扶持が確保できる分優遇されているかもしれない。

目覚めてから気づいたのだが、こういう社会は肉食を禁止しないと持たないだろう。唯一牛乳だけが動物性食品として流通する可能性を残すが、それとて雌牛自身が職業として自分の乳を売って利益を得る形になる。おそらく日本の米のように価格統制がかけられ、彼らの生活は保障される。