「時かけ」が怖くて観ることができない

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20070722/p1
でもchikiさんが書かれているけど、この映画のキーワードは「果てしなく超スーパーウルトラポジティブ」である。でもこちらとしては、そういう人や行動というのを見せ付けられると逆に谷底に突き落とされたような心境になるわけである。
「アンタもポジティブになればいいじゃん」という反論をお持ちの方もあろうが、それを認めてそうしようと思うと、なぜかどんどん自分が惨めに感じてくるのである。なんでアイツはフツーにポジティブな振る舞いが出来るのに、俺はポジティブになるためにわざわざ努力しなければいけないのかとか、色々と。


あと就職氷河期世代に限って言えば「割を食った」というところから始めないと、「明るい未来」の設計図が描けない気がする。「オトナ帝国」のしんのすけが誰の喩えかはよく分からないのだが、自分達の世代がしんのすけだとすれば、上の世代に「ずるいぞ!」という営みは継続しなければ。