主張はいたってシンプル。

結局赤木氏が言いたいことって、論文の最後で述べている部分にほとんど集約されるんじゃないかなあ。

  1. 社会全体の取り組みとして、「戦争がなく、同時に皆が幸福な社会」をつくるにはどうすればいいかを考え、実践すべきだ
  2. 社会全体の取り組みとして、「流動性を必須のものとして人類全体で支えていくような社会づくり」をするにはどうすればいいかを考え、実践すべきだ
  3. 社会全体の取り組みとして、「フリーターになるしかない立場の人間に対して、社会が手を差し伸べる」ようになるにはどうすればいいかを考え、実践すべきだ

ようは不安定な低賃金労働に従事せざるを得ない人をいなくすればいいわけだから。若しくはその方向に社会全体が進むようにすればいいわけだから。そんなに難しい話じゃない。