今日のNHK「クローズアップ現代」

web2.0について。取り上げられた主なもの。

  1. mixi
  2. ウィキペディア
  3. 人力検索はてなの類似サービス(サービス名が分からなかった)
  4. アマゾン
  5. ワコールによるネットユーザーの意見を取り入れた商品開発

ことに前半部、市井のユーザが公共の為に汗を流しているさまが印象的であった。特に「ホテル・ルワンダ」の公開がmixiの一ユーザが作ったコミュから始まった草の根運動によることは知っていたが、ひとりの熱意が多くの人の賛同を得て、遂には企業を動かすというのは感動的である。


ところで、オタクカルチャーの領域でも、こういった一般ネットユーザの立場から世間を動かそうという流れはある。
でも正直、これらが大きなムーブメントになることって少ないんじゃないかなあ。結局内輪の盛り上がりで終わるような気がするし、いままでもそうだった気がする*1
そりゃあそうだと思う。だって、オタク以外の人の話聞かないんだもん。自分達の主張はするけど、自分達と異なる猟奇の人たちの言葉に耳を傾けようとしない。そのなかには建設的な批判や提言もあるかもしれないのに。
それじゃあオタクの範疇を越えた広範囲にアピールできるメッセージが発信できるわきゃあないって。

*1:たとえば「ハッピー・マテリアル騒動」とか。