交響詩篇エウレカセブン 第37話(1月8日TBS)

デューイのプロパガンタが本格始動。コーラリアン殲滅へと世論は動く。35話のところで書いた「大きな声でまがいものを信じさせる」戦略にいよいよ打って出たわけだ。
 
ちょっと脱線。これを現実に即して考えると、「ゲーム脳」とか「エロゲーと幼女を狙った犯罪の関係」なんていう言説はまさに「大きな声」に当てはまるだろう。それは多くの「おたくブロガー」達に同意を得られる話だと思う。
 
ところが、同じ人が「ニートは諸悪の根源」とか「韓国中国は悪者」とかいう別種の「大きな声」にはアッサリ同調してしまうのである。「メディアはまがいものを流通させている」と主張する人が、その一方で「メディアによって流通されたまがいもの」を安易に信じてしまうのだ。