深夜三時に

トイレで目が覚めた。四時半にも目が覚めた。おかげで布団に長くいた割に寝起きが悪かった。

中坊の頃から眠りが浅くて、こういうことはよくあった。目覚めると布団にもぐりこんだままよく深夜放送を聴いたものだ。当時は真夜中という時間をとても貴重なものに思っていた。大人になって夜更かしは当たり前にできるようになったけど、深夜という時間のありがたみは薄れた気がする。