年末のM2・つづき

というわけで、きのう載せる予定が今日になってしまいました(汗。では続きをどうぞ。

最近の若い連中が性的なものから離れているという宮台の指摘からこの話が飛び出したわけだが(セックスレスカップルというのも珍しくないらしい)、変態についての話がさらに続く。

宮台:アタシャ変態です。いや、みんな変態だろ? っていいたいわけw。性から濃密さを獲得しようとするとみんな変態になるわけ。でも変態オッケー、みんなが変態なんだから変態じゃないんだよ。だから変態に対して変質にエスカレーションするって事はあると思う。性が薄くなる社会では性にこだわると突出しやすくなる。
宮崎:ある意味で言うと、死に近接していく。変態の一般化で内圧がどんどん下がっていくと、より強烈なものを求める、その先には死が待ってるのよ。
宮台:サブカルに性が存在して、そこから性を享受できることは、社会の安全にとっては大切なの。そこでガスが抜けるから。

コミケ最終日にこんな話が出てくるというのはきわめて示唆的だ。たとえばちっちゃい子にハァハァするのも漫画の中でなら社会に迷惑はかからない。だからそういう妄想を抱いている人はそこで発散しなさいな。そうすれば現実の性犯罪に走る危険も減るから、性犯罪の抑止にも一役買っている。そういうふうに読める。つまり宮台によるオタク擁護の発言とも取れるわけだw