今週の康夫ちゃん

例によってアクセス(http://www.tbs.co.jp/ac/index-j.html)です。月曜は隔週で田中康夫ちゃんです。要するに「畳の上で死にたいと考えるのはゼイタク?」という話。で、長野県では自宅で最期を迎えられる人が全国一、在宅ホスピスなどの充実している市町村も多い、と康夫ちゃん。

で、これからは「自立した個人のコミュニティ」が必要であり、畳の上で死ねるような在宅医療・在宅福祉を実現するには小さなコミュニティのほうが有利。彼が市町村合併に反対するのにはこんな理由もあるわけだ。ところが国はハコモノばかりにこだわって、すぐ立派な老人ホームを作らせようとする(しかも地すべり地帯でも許可が下りるのだ! 老人ホームは現在の姥捨て山ってことか?)。今ある建物を利用して「託老所」なるものを設ける試みを長野県はしているというのに、それには国から予算がおりない。そのほうが新たな建物作るより安上がりなのになんで?

死に場所を自分で選択出来ることに異論を唱える人はそういないわけですよ。だから現実として実行するには問題があるよ、という意見が多かったような。その対策も考えている康夫ちゃんと、でもそれに邪魔をする国、という構図が見えてきた。