今週のてっちゃん

TBSラジオ・アクセス(http://www.tbs.co.jp/ac/index-j.html)火曜日の宮崎哲弥さんの発言もマージしてみる。おおよその内容はつかんでいるものの、多少脚色がある点はご容赦を(ぉ。今週のテーマはイラクへの自衛隊派遣について。フォトジャーナリストの渡部陽一さんを迎えてバトルトーク

渡部さんによれば、イラクに安全な場所など無い、特に都市間の移動が危険である。そしてイラク国民の7割は自衛隊を歓迎、3割は猛烈反対。3割というのは結構大きい数字の気がする。ちなみに評判の悪い国もあるが、韓国はテコンドー教室をやったりして、かなり国民に好評であるらしい。やり方次第か。

さて、我らがてっちゃんである。国連主義でいこう。それがひとつの解決策である。なるほど。この段階では自衛隊派遣に反対する声が多く、「派遣賛成の意見も欲しいなあ」と宮崎さん余裕のコメント。しかし。

電話参加のリスナーが噛みついた。「何他人ごとみたいに話をしているんだ。これは民主主義のための戦いなんだ。派遣すべきだ」と。宮崎さんのモードが変わった。「自衛官を出すならリスクを明示するべきだ。それなのに政府は何をしているのだ。あなたは派遣される自衛官やその家族のことを考えているのか? それこそ他人ごとじゃないか!」。そうなんだ。自衛隊が今までやってきた災害救助などと比べても、より危険があることは動かしがたい事実。なのに自衛官は向かってくる敵に発砲も出来ない。もし仮に死者が出ても、政府が死者に対して心から哀悼の意を表するかも怪しい。そんな状態で人を出すことは本当に正しいことなのか?

事態はますます悪い方向に向かっている。そんな思いがした。「戦争そのものに反対すべきだったんだがなぁ…後の祭りだけど…」という宮崎さんの呟きが重かった。