で、今週のミヤダイ・つづき

まず、一口に家庭といっても平和な家庭もあればそうでない家庭もある。後者の家庭の子供にとって家庭にいることが苦痛であり、例えばクラブなどの夜の遊び場所がアジールの役目を果たす。法律で無理矢理子供を家庭に閉じこめれば、様々な問題が起きてしまう(オイラの知識で補足すれば、家庭内がギクシャクするとストレスがたまる→子供はクラブとかに逃げ場を確保する→法律でそれが禁止される→ギクシャクした家庭の中で家族みんなのストレスが上昇する→色々な問題が起きる、ってこと。親は子供を虐待するかもしれないし、子供は外出出来る昼間にいじめとか恐喝とかの悪さをする。たぶんこういうこと)

人々の道徳がなくなっていることが原因にあるであろうことは否定出来ないが、道徳と法律は別物。つまり法律で規制する前に(子供を犯罪から守るために深夜外出を規制する、それならOKだが)、「呼びかけ」をしろということ。例えばそれはメディアを通じたものでもいいし、教育の場を通じてでもいい。そしてそれは子供に対してということではなく、子供が将来親になったときのことを考えてされなければならない。宮台氏は学校で「親業教育」をすべきだと主張している。

では、それは具体的にどういうことなのか、というところで時間切れ。いつもこの番組は具体策に入る前に時間が尽きてしまうのが不満な点ではある。